2022/04/24

営業活動ならびに他の社員との連携や業務効率を向上させるSFAですが、導入するにあたって注意すべきポイントもあります。利用することに固執するあまり、使うことそのものが目的になってしまいがちである点です。SFAツールを導入して、社員に定着を促したり情報入力を総出で行ったりといった初期のフォローは欠かせません。しかし情報を入力するだけでは企業・部署の問題は解決できず、効果的に活用して初めてその真価を発揮します。
売上が向上・低迷した月はどこに原因があったのか、営業プロセスに見直すべき点はないかなど積極的に分析したり情報を共有したりして業務に反映させていくことが大事です。ただSFAを使うというだけでなく、PDCAサイクルを継続的に回して業績をアップさせることをゴールに見据えましょう。またせっかく優秀なツールを導入しても、担当者の理解が得られていない場合も活用は困難です。自社の営業活動を可視化するには、情報入力が必須であり担当者の協力は外せないものとなります。
通常の業務に追われている上に、情報入力という負担も重なってしまえば上手く活用されない場合もあります。こういった事態を避けるために導入のための同意を得るとともに協力をあおぎ、社員が一丸となってバックアップに努めることも不可欠です。入力や操作を行うのは担当者であり、ツールの使い心地が良くないといけません。操作性が良いこと、見た目が分かりやすく情報をまとめやすいなど扱いやすいツールを選定することが大切です。
実際にシステムに触れてみないことには操作のしやすさが分からないため、ツールを購入する前に無料トライアル版を担当者に試してもらうことも大切です。