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安全に届けるための医薬品輸送

私たちが何気なく飲んでいる薬ですが、薬が製造されてから患者さんの手に届くまでには、基本的な指針があります。GDPと呼ばれていて、GoodDistributionPracticeの略です。GDPは3つの柱から成り立っています。品質の確保と温度管理、流通過程の適正管理、偽造医薬品対策の3つです。

品質の確保では、特に温度管理が重要です。近年はバイオ製剤が増えているため、今まで以上に厳密な温度管理が必要です。万が一保管中や輸送中に温度が逸脱した場合は、既定の管理温度からどれくらい逸脱したのか時間や回数などの詳細を把握して、安全性のデータに基づいて対応を決定しなければなりません。流通過程の管理では、輸送中にトラックごと盗難に遭ったという事件もあるので、セキュリティー確保もGDPの対象になっています。

偽造医薬品は、現在の日本のメーカーではまだ問題は発生していません。偽造サプリメントは多いですが、医薬品は、日本ではそう簡単に製造や販売をすることができません。しかし、海外では薬事法制度が違う為、偽造医薬品が大きな社会問題となっている国もあります。そのような国から輸送されてくることは、充分に考えられます。

通院の手間や煩わしさを軽減する為や少しでも安価に薬を手に入れるために、海外からのインターネットで薬を個人輸入して服用する人も増えています。今後はますます偽造医薬品の対策が強化されるでしょう。海外から薬を個人輸入する場合は、読めない外国語で書かれていてよく判らない場合は、安易に画面をクリックしないようにしましょう。お薬は安全であることが第一です。

GDPは、安全にお薬をお届けするための指針です。

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